マクロビ 宗教

マクロビも宗教?

独自の食事法を中心とした生活健康法です

 

マクロビオティックとは、長く心穏やかに生きるための生活法であり、自然な食事法を実践することで心身の健康を維持しようという考え方。
桜沢如一氏が基本となる理論と方法を作り、日本だけでなく欧米への普及にも努めた。
日本には現在3つの団体があるが、「日本CI協会」と「正食協会」はともに「玄米と穀類中心とした菜食主義で、禅に基づく考え方や中国に発する陰陽理論を取り入れた基本は、同じです」という。

 

若干スタンスが異なるのがアメリカで広まった「クシマクロビオティック」で、「現代に対応するように実践方法を工夫し、独自に体系化している」ことを特徴に掲げている。

 

とはいえ、暮らす土地のものを食べる身土不二、皮付き根付きで丸ごと野菜を食べる一物全体を基本に、有機食品など自然なもの、伝統的な食材を摂るように心がけることは同じ。
体質と体調、食品、調理法すべてに「陰陽」があり、食事でバランスをとって、中庸の状態を保つことが目標だ。
調理にも指針やコツがあるので、どの団体も初級から師範格まで各種料理教室を開いている。

 

クシマクロビオティックは基準となる食事へ移行するまでは、多少魚や肉、甘いものなどもOKというガイドラインを設けているが、他も「体質も体調も人それぞれ、自分にあったやり方で最終的に正しい食を目指せばいい」(正食協会)と、考え方は柔軟だ。
今の社会では、心身の不調を訴える人が増えているが、「マクロビオティックではとりあえず食べ物を自然に戻しましょうと提案しています。人間の細胞は多くが2〜3ヵ月で新しい細胞に代わるといわれます。細胞を作る材料の選び方・食べ方が身体に及ぼす影響は絶大です」(CI協会)。